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SIMカードいろいろ

格安SIMのメリットとデメリットについて


SIMカードいろいろ

今回は以前にも書いた格安SIMのメリットとデメリットを個別記事としてより詳しく解説します。

この記事ではメリットとデメリットのみに絞って簡潔にまとめたいと思います。

格安SIMのメリット

とにかく月々の料金が安い!

これが格安SIMの最大のメリットと言っても過言ではないでしょう。

通信事業者によって金額は多少違いますが、3大キャリア(docomo、au、softbank)と契約するよりも大幅に安くなります。どれくらい安くなるかはこの記事で計算していますので参考にしてください→キャリアから格安SIMへ スマホ代はどれくらい安くなるのか

最安値は500円程度のものからプランが存在します。

料金プランの変更が自由にできる

OCN モバイル ONEでは専用アプリから月ごとに料金プランを簡単に変更できます。また、他の格安SIMの通信事業者でもだいたいのところは月ごとに料金プランを変更できます。その時はインターネット上で行います。

最低契約期間がない

どこの格安SIMでもデータ通信専用SIMプランの場合に限り最低契約期間が存在しません。つまりいつ解約しても違約金がかからないということです。

格安SIMは通常、「データ通信専用SIMプラン」と「音声通話機能付きSIMプラン」の2種類の契約方法があります。音声通話機能付きSIMプランの場合は事業者によって異なりますが、最低6~12ヶ月までに解約すると違約金がかかります。違約金はだいたい9000円ほどです。

いろんなプランが選択できる

格安SIMを販売する通信事業者は多くキャリアの10倍ほどの数があります。そのため、提供されるプランやサービスが多種多様で自分にあったプランやサービスを選択できる可能性が高いです。

しかも競争が激しいので、プラン条件が改善されやすい傾向にあります。

通信品質はキャリアと同じ

格安SIMは主にdocomoの回線を借り受けて事業を行っているため、通信自体はdocomoと全く同じ回線で行うことができます。

本家docomoと違うところは、混雑時に通信速度が遅くなりやすいというところです。詳しくはここでは説明しませんが、借り受けられる回線にも限度があるので、その分回線を行き交いできる数も少なくなります。そのため、混雑しやすいので通信速度も遅くなってしまうということです。しかし、遅くなったとしても普通にインターネットは見れますしLINEやゲームも出来ますのでそこまで心配するようなものでもありません。

格安SIMのデメリット

利用開始時に自分で設定を行う必要がある

格安SIM事業者から購入したSIMカードをスマホ端末に挿しこむだけでは通信できないことがあります。そのため、自分で設定する必要がでてきます。スマホによっては自動で設定してくれるものもあります。

ショップでの対面サポートがない

ほとんどの事業者で対面サポートが利用できません。一部提供している事業者もいますが稀です。契約時にサポートオプションを申し込むことで対面ではありませんが専門家のサポートを得ることはできます。

通話定額プランがない

キャリアにあるカケホーダイのような通話定額プランは格安SIMには存在しません。そういう一部の人以外は恩恵を享受できないサービスを排除して徹底的に料金を安くしているのが格安SIMなのです。

キャリアメールが使えない

「~@docomo.ne.jp」というようなキャリアメールは提供されていません。Gmail、Yahoo!メールなどのパソコン用のメールなら何でも利用できます。

まとめ

格安SIMにはキャリアとは違ういろいろなメリットがありますが、逆にキャリアでない事によるデメリットも存在します。自分のスマホ利用スタイルに合わせてキャリアにすべきなのか格安SIMにすべきなのかは変わってきます。

「電話をあまり利用しない」というように格安SIMに向いている人は多くいるとは思います。しかし決して万人受けというわけではないということは理解しておいてください。

個別の格安SIMの情報は格安SIM徹底解説シリーズで行っています。興味のある人は是非読んでみてください。