なんか聞いたことがある「WiMAX」という言葉。家電量販店などでも見かけます。でもなんだか実際はよくわからない。
そんな人のためにWiMAX(現在はWiMAX2+も登場)についてこの記事では簡単に説明しようと思います。
【特集】
WiMAX2+プロバイダーについて知りたい人やどこにしようか悩んでいる人にぜひ見て欲しいです→→WiMAX2+プロバイダ比較、料金・キャッシュバックでおすすめはコレだ!サポートが良いのは?どこか
WiMAX/WiMAX2+とは
WiMAXとは無線通信回線サービスのことです。最近ではWiMAX2+というものもありますが、これはWiMAXの後継サービスで上位版と捉えておけばまずは大丈夫です。
無線は無線でもその大きな特徴としては通信速度が速いということが挙げられます。どれくらい速かというと光回線と同等です。
WiMAXの時は光回線にはまだ及ばないかな?と言った感じでしたが、WiMAX2+になってほぼ同等といえるぐらいになりました。
WiMAXは現在進行形(2016年1月時点)で「キャリアアグリゲーション」や「4×4mimo(フォーバイフォーマイモ)」と言った技術で従来の無線通信回線では成し得なかった最高220Mbpsを出すことを理論上可能にしたWiMAX2+と進化しています。
WiMAX2+の基地局やアンテナも増えどんどんエリアが拡大していっています。基本的には全国どこでも使えるのが特徴です。
無線回線としては「Pocket WiFi」やドコモ、au、ソフトバンクなどの大手ケータイキャリアのスマートフォン様に開発された4G LTEなどがありますが、それらよりも高速で連続の使用に適しているのがWiMAXです。
WiMAXは家の中でも外でもいつでもWiMAXのルータさえ持っていれば常に同じ環境でインターネットが無制限に使える回線サービスとして、出張の多いサラリーマンやよく外へ出かける比較的若い男性に人気です。
WiMAXのルーターはこんなのです↓(ぼくが使っているものです。)小さくて軽く薄いので、ポケットやかばんに入れて持ち運べます。
最近ではカフェでメールをチェックしたり、出先でインターネットを使って仕事をする人も増えてきて、より一層WiMAXを利用する人が増えました。
要点をまとめると
- WiMAX及びWiMAX2+とは家でも外でもインターネットが使える無線回線サービスのこと
- WiMAX2+は「キャリアアグリゲーション」「4×4mimo(フォーバイフォーマイモ)」といった技術でより速くなったWiMAXの最新版
- WiMAX(現在はWiMAX2+)のスピードは光回線並
[余談]
かくいう筆者(ぼく)はどうかというと、以前のWiMAX関係の記事を読んでいただければわかりますが、WiMAX2+を利用しています。
普通に光回線と同じように使えるので、自宅の光回線代わりとして使ってます。こういう記事を書く仕事をしていますから、自宅の場所はどこでもよく、よく引っ越しをします。
そのたびに光回線を引くと毎度工事などで1ヶ月ほどインターネットが使えない状態になるので、仕事ができません。
そのためそういう事にならないように引っ越してその日からインターネットが使えるよう、WiMAX2+を自宅の主回線として利用しているわけです。
Wi-Fiとは全然違います
Wi-Fiも無線の通信ですが、あれは近距離での機器間の通信に利用するものでWiMAXやWiMAX2+のように遠距離の無線通信ではありません。
Wi-Fiは主に光回線を家や会社の1フロア、飲食店の店内などある程度の空間の中で複数のデバイスとルーターを繋げる役割を担っています。
WiMAXとWi-Fiは文字面がなんだか似ていて、両方共よく知らないと似たようなものだと思いがちですが、ぜんぜん違うものなんですね。
Pocket WiFiとは何が違うの?
WiMAXとPocket WiFiは似たようなサービスです。
利用用途としては全く同じものになります。ですが、そのスピードやサービス形態、通信規格などが異なります。
まずはPocket WiFiがどういうものか知りましょう。
Pocket WiFiとは
Pocket WiFiはY!mobile(ワイモバイル)が提供している無線回線サービスです。その速度は下り速度最大110Mbpsで、大手キャリアも利用しているLTEという通信規格の通信サービスを提供しています。
提供しているY!mobileはソフトバンク系列の会社なので、利用している回線はソフトバンクのLTE回線になります。なのでつながりやすさやスピードはソフトバンクとおなじになります。
月々の料金は安く、プロバイダによっては色々条件込みの割引で月額1980円から利用できます。
しかし、月に利用できるデータ容量に上限があり、7GBまでしか高速な通信が行えません。出張など月に数回程度、外でもインターネットが使えるようにしたい人にとっては安くて利用価値のあるものかもしれません。
WiMAXとPocket WiFiを比較してどうか
WiMAXは現在はWiMAX2+となっているのでWiMAX2+のサービス内容でPocket WiFiと比較します。
WiMAX2+は速度制限こそあれどその制限もインターネットの利用を妨げるほどのものではなく、実測で5,6Mbpsの速度は出るので、ネットの記事を閲覧したりYouTubeなどの動画配信サービスの動画を再生する上でなんら支障のないものです。WiMAX2+は速度制限されている状態でもずっと使い続けられるので、月の利用上限はありません。
反対にPocket WiFiは月7GBの上限を超えてしまうと、極端に速度が低下します。実測でどれほどかは難しいですが、最大でも128Kbpsしか出ません。WiMAX2+がM(単位)なのに対し、Pocket WiFiはK(キロ)単位しかありません。
128KbpsだとせいぜいメールやLINEのチャットや通話程度の事しかできません。
できることの差に大きな違いがあります。
Pocket WiFiは料金こそWiMAX2+よりも安いですが、月7GBまでとそれ相応の利用しかできません。
なので、データ容量上限なしでずっとインターネットが使える無線回線サービスがWiMAX2+で、月7GBの上限があって利用できる時間は少ないけれどWiMAX2+よりも低価格なのがPocket WiFiということになります。
まとめ
いかがでしたか。WiMAXおよびWiMAX2+について理解できたでしょうか?
ちょっと用語が分かりにくいところもあったかと思いますが、なるべく専門的な言葉を避けて書いたつもりです。スマートフォンを使っている人なら一度は聞いたことのある用語だけで書いているので意味はなんとなく分かるのではないでしょうか。
WiMAXとWiMAX2+は現在日本にある無線通信サービスの中では通信速度が一番速く、安定しており、かつ月の容量が無制限な唯一のサービスです。
なので、外でもガッツリインターネットが使いたいという人にはとてもオススメです。
ぼくも利用していると「余談」で書きましたが、絶賛バリバリに利用中です。
契約したのはSo-netというところで、WiMAX2+を提供しているプロバイダの中では1,2を争うほどキャッシュバックが多く、かつ料金も最低ランクで、サービス内容が充実しているので選びました。
So-netで契約したWiMAX2+の使ってみた感想→WiMAX2+モバイルルーター「WX02」を3週間使って実感したこと
WiMAX2+プロバイダ比較
WiMAX2+にはたくさんのプロバイダが存在します。
ぼくはSo-netで契約しましたが、絶対にSo-netがおすすめかというとそうではありません。
料金、キャッシュバック金額、割引、サポートの質、プロバイダ独自のサービスなどなど、プロバイダによってその特色は異なります。
どこが良いかはある程度までは絞れますが、その先は人によります。
ぼくはWiMAX2+を契約するまでにたくさん調べました。時間がかかりました。
もし、これからWiMAX2+を検討している人にはぼくのようにたくさんの時間をかけてほしくないです。
なので、ぼくが調べた結果をまとめて、プロバイダの比較を行いました。
専用の記事を作成したので、「プロバイダどこにしようかな?」「キャッシュバック一番多いところどこかな?」「回線品質はどこが一番いいのかな?」「料金はどこが一番安いのかな?」などなど不安なところがある人にはぜひ読んでみてください。
自分の一番のプロバイダを見つけることができるはずです。
仕事の仕方が多様化しつつある現在、カフェや飲食店などあらゆる場所で仕事をしたりとインターネットを外でも活用する人が増えています。そんな時に役に立っているのがWiMAXおよびWiMAX2+です。
これからあなたもその仲間入りを果たすかもしれませんね。
WiMAX2+最新ルーター「WX02」開封したときの感想もあります。写真48枚で雰囲気がつかみやすいように頑張りました。:【動画あり】WiMAX2+モバイルルーター「WX02」の開封と触った感想(レビュー)